主体的な保育を行うくにや幼稚園では、ごっこ遊びや製作遊び、積み木、パズルなど子どもたちの興味や発達に合った遊びの環境の用意をしています。
今回はその中の折り紙コーナーでの子どもの様子やその後の活動の様子をお伝えいたします。

年長児になると、ここまでの間に保育教諭に教えてもらったり、本を見ながら折り紙を折ってきた経験から折り方が自然と頭に入っていて、折れるレパートリーも増えてきています。

折り紙は手や指先を器用に動かし、細やかな動作を行う能力を得ることができる素材です。
「手は外に出た脳」と言われるように指先を動かすことは大脳の広範囲、特に言葉や試行を司る領域を刺激すると言われています。

ただし、指先を使う活動は指だけでなく、身体の体感がしっかりしていないと難しいため、保育教諭は身体の発達を確認しながら折り紙コーナーでもひとりひとりに関わっています。

年長児になると今までの経験から「自分で折れる」という自信を持つことができます。
それは年少児や年中児にやさしく丁寧に折り方を教えている様子からも見ることができます。

年少児が「先生、紙飛行機折って!」と保育教諭に声をかけてきた姿を見ていた年長児が「私、折れるよ!教えようか?」と年少児に声をかける様子が見られました。その後、年少児の隣に座り「見ててね。ここをこう折るんだよ」と丁寧に言葉と動作で説明しながら一緒に折り進めていきました。
このような関係から年少児は年長児を憧れのモデル(対象)として認識していき、「友達のよさに気付き、一緒に活動する楽しさを味わう」という、要領における人間関係のねらいが達成されていることが分かります。

そして、自分も優しいお兄さん・お姉さんになりたい、そのような気持ちは絵本やお話から得るよりも、実体験を通したかかわりの方がより強く得ることができます。


その後教えてもらいながら一度折り終えた年少児は、「できた!!」と目を輝かせ、折った紙飛行機を保育教諭に見せ、飛ばします🛫
折り方を教えた年長児はニコニコしてその年少児の様子を目で追います。
「今度はひとりでやってみる!」と再挑戦。
「あれ・・・ここからどうするんだっけ?」と手が止まると、すかさず年長児が「ここを合わせて折るんだよ」と優しく声を掛けます。
相手を思いやる言葉のやりとりをする姿からも年長児の成長を感じることができました。
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