最近、ゆり組(年長クラス)では、泥団子づくりが大人気です🍡✨
泥団子を作ったその日に持ち帰るのではなく、翌日も、さらにその次の日も磨いて磨いて・・・丁寧に育てるように大切に扱っています
毎日のように『もっとピカピカにしたい』『もっと固くしたい』『昨日よりツルツルしてる!』と、目を輝かせながら磨き続ける姿は、まるで小さな職人

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ある日、ゆり組の女の子が、泥団子を強くするための”サラ粉(サラサラした砂)”を作ろうとした時のこと。
ふるいがすべて使用中で「どうしよう・・・」と悩んでいたのですが、そこから思いがけない発見が生まれました
砂場にあるお家の屋根を見て、「ここでサラ粉作ることができるかも」とひらめき、屋根の上に砂をそっとのせて、手でトントンと優しく叩き始めました
すると、振動で小さな石が下へ落ち、屋根の上にはきめ細かいサラ粉だけが残ることに気が付いたのです✨
道具がなくてもあるもので工夫し、方法を見つけてしまう子どもの姿に、とても感動しました💛

今ではゆり組のおともだちはみんな、ふるいを使わずサラ粉作りをしています
泥団子用の泥に水を入れすぎてしまい、柔らかすぎて丸まらないことに気が付いたおともだちは、畑の土を少しずつ足して、微調整を始めました
泥の状態を手探りで確かめながら、何度も比べ、試し、また混ぜて・・・と、探究心に溢れています

そして、ひび割れてしまったところに砂や泥を足して磨いてあげると、キレイになることに気が付くおともだちもいました

”ちょうどいい泥”を作り出す姿や、問題を解決するためにいろいろ試す姿に、子どもたちの成長と創意工夫を感じる瞬間でした

そして、毎日コツコツ積み重ねていく姿勢に、子どもたちの集中力や持続力、そして”やり遂げたい”という思いの強さを感じます
時間をかけて育てる泥団子がどんな輝きになるのか、とても楽しみです💛
ゆり組が夢中になって泥団子づくりを楽しんている姿を見て、れんげ組(年少クラス)のおともだちにもそのワクワクが広がっています
『わたしも作ってみたい』と泥団子用の泥づくりに挑戦
ところが、はじめは水を入れすぎてしまい、手のひらから”どろ~ん”と流れ落ちてしまう状態に💦
『これじゃ、お団子にならないね・・・』と気付いた子どもたちは、気持ちを切り替えてもう一度、一からやってみることに
水の量を少しずつ変えながら手の感触を確かめ、泥のまとまり具合を何度も試しながら・・・
『さっきよりかたいんじゃない』『でもまだ丸くならないよ』などと夢中になって泥と向き合う姿勢がなんともほほえましかったです
さぁ、れんげ組さんの泥団子づくり用の泥は無事に出来上がるのでしょうか
子どもたちの挑戦は、まだまだ続きます✨
毎日コツコツ積み重ねていく姿勢に、子どもたちの集中力や、持続力、そして”やり遂げたい”という思いの強さを感じます✨
時間をかけて育てる泥団子が、どんな輝きになるのか、まだまだ楽しみが続きそうです
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